オチのない話

今生きているこの世界が地獄かもしれないし

正解なんてない

「正解なんてない」

 

個々で感じ取り方の違う問題には

正解はないと思う

そんなことはわかってる_____。

 

 

とある飲み会で議題は覚えてないけど

討論的なのをしたことがある

そこまで白熱することもない

何歳で結婚したいかみたいな

くだらないものだ

 

くだらないと言ったら失礼かもしれないが

参加者全員未婚で予定もなく

誰一人として正解のわからない議題なので

まとまるわけのない

個々の夢物語を語る

最高に無駄で楽しい時間だった

 

  子供が好きな友人Aは

他のメンバーより結婚について考えてて

現実的な話をしだしたり

僕を含めた数人は深く考えてなかったので

ドラマや漫画にありがちなイメージを

ふわっと話したりして

順番的に最後のBの番が訪れ

彼はこう言った

 

「なんでもいいんじゃん??」

 

  確かにそうだ、なんでもいい

正解なんてないからなんでもいいのだ

 

「なんでもいい」

「正解なんてない」

そんなことは僕もわかっていた

今までその立場で考えることが多かったが

その答えを聞いて

(議論を成立させる気はないんだ……)と

僕はものすごくショックを受けた

 

答えがないってのは真理というか

正解がない中での正解だと思ってる

ただ、議論という形式上、正解がない中で

““自分はこれが正解だと思う””というのを

話して欲しかったのだ

意見が出ないと膨らまずに

とてもつまらないものになってしまうと

その時、初めて気づいた

 

もちろん、自分の考えを言えってことも

僕の中での正解だし

盛り上がりたいというエゴだ

彼が悪いわけでもないし

勝手に僕がショックを受けただけなんだ

正解なんてないんだからね

わかんないね、難しい

 

 

 

では、また。